WindowsXP「最終パッチ」を提供後サポート終了

2014年4月9日にWindowsXPとOffice2003がサポート対象から外れました。

マイクロソフト(以下MS)は、今回の「最終パッチ(不具合修正ソフト)」を提供後、今後、XP等のサポート外ソフトについてこの先どんな「最悪な不具合」が起きても対応しない事になります。

なお、こちらで暫定的な対応策のMicrosoft Fix it 51010「RTFを開いたり編集をできなくする」を適応した方は最終パッチ適用後Microsoft Fix it 51011「上記の修正を元に戻す」の適用を勧めている様です。

存在の大きさと影響の大きさ

今回、XPサポート終了がメディアで大きく報じられましたが、たかがOSサポートの終了でここまでニュースになるなんて事は過去のWindowsバージョンでは記憶にありません。

それだけ浸透してしまったOSであり、特に中小企業や官公庁など対応が遅れている、もしくは使い続ける所もある様なので影響が懸念されています。

今後XPの脆弱性が明らかになった場合、MSは当然サポート外とし、なんの脆弱性かも明らかにしないそうなので、影響が出るのが「一週間後か」「一ヶ月後か」検討もつきませんが、ネットに繋いでいる限りなんらかの影響は必ず現れるはずです。

また、ネットに繋いでいなくてもメディア間(USB)などで思わぬ落とし穴に引っかかる可能性も否定できません。

参考リンク

・WindowsXP「最終パッチ」公開へ(ITPROより)

・2014年前半にサポート対象外となる製品(MSサポートサイトより)

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