迷惑メールも年々巧妙になってきており、受信したら「迷惑メールフォルダ」に入れば良いですが、消したつもりが受信トレイに残ったままの方も多いと思います。
自身も数年前まではそんなアバウト対応でやっていましたが、一日平均200件を超えるあたりからさすがに対策を始めました。
では本題です
100%排除は無理ですが、90%以上はカットできます。
現に自身が対応を講じてから一日平均5件くらいに減りました。
ブロバイダーのフィルター機能を有効活用する
家庭やオフィスでネット接続している場合、必ずブロバイダーの存在がありますのでこちらから提供されているサービスを使わない手はありません。
ブロバイダーにより価格などサービスの差はあると思いますが、ほぼオプションとして付いてきますので契約ブロバイダーのサイトを確認して是非使ってみてください。
ただ注意が必要なのは、フィルターに強度設定がある場合、あまり強く設定すると必要なメールも受信できないなんて事になりかねませんのでサービスごとに理解し、上手く使ってみる事が大事です。
フリーメールでも迷惑メールを拒否
GmailやYahoo!メールを通常のメーラーとして使用している場合はローカル側PCに受信しなければ良いのですが、転送機能などを使って家庭やオフィスのメーラーに受信設定している場合はフリーメールの迷惑メールフィルタはかなり有効です。
ポイントサイト不正登録からのメール(小遣い稼ぎサイト)
数あるポイントサイトですが、信頼の高い所はそのサイト自体が悪い訳ではありません。
こちらは登録した覚えはないのに、毎日あるいは定期的に配信されて来るメールの中にポイントサイトのメールが混じっていたりします。
いわゆる、メールアドレスを不正使用されたケースです。
受信者は、「また来たよ・・・削除しとけ」とか「悪質じゃなさそうだし、見るだけなら・・・」などの対応があると思います。
ところが、こちらが受信しただけ、もしくは、メール本文のアドレスをクリックする事で不正登録者にポイントが貯まる仕組みの悪質なものです。
数件受信した所でたいした事はありませんが、毎日こちらが受信する事で不正登録者に少しづつポイントが貯まり、商品購入のたしにされている訳です。
他人に受信させておいて、不正登録者がうはうは・・・ゆるせません即、受信拒否対策しましょう。
ポイントサイト例/対処方法(まぐまぐ編)
メールマガジンで有名な所ですが、ポイントを貯めると読めるメルマガの範囲が広がる様です。
基本メールアドレスのみで登録できてしまう為、いたずらに登録されている可能性もありますが、その点解約も簡単です。
対処方法
メール本文末尾に「解約の方は」とあるはずですので配信されてきたメールアドレスを指定して、該当メルマガを解約するだけです。
まれに、まぐまぐもどきのメールを受信する事がありますが そちらに対してはブロバイダ―などの受信拒否で対応してください。
小遣い稼ぎポイントサイト
こちらも基本ポイント制ですが、多く貯まると換金できる所が数多く、小遣い稼ぎとして使われる場合がほとんどです。
メールを受信するか、本文リンクをクリックするだけなので還元率は低いですが受信者側はいい迷惑です。
代表的なポイントサイト(新規登録で敷居が低く換金発生)
など、まだまだありますが、新規登録が簡単な所を狙ってメールアドレスを不正入手して登録されるケースかと思います。
対処方法
こちらはちょっとやっかいです。
該当サイトへ解約に行くと、メールアドレスとパスワードが対になっておりメールアドレスだけでは解約できません。
メール等で不服申し立てを考えたりしますが、迷惑メールに問い合わせはNGが大原則ですので、基本的に受信拒否にした方が賢明です。
以上の事から2点の対処方法が考えられます。
対処方法、1
契約しているプロバイダのサービスに、メール受信拒否設定ができればそちらを使います(一番確実で手っ取り早いです)
対処方法、2
使用されているメーラーのヘッダー情報を元にブロバイダサービスや、ルーターなどでブロックする。
上記2は設定まで少し敷居が高いのと、双方ともオフィスなどでは管理者権限がないとできない事が難点です。
参考サイト
- 何年も前から言われて来ていますが、怪しいメールは開かない事です。
特に、件名がないものや、訳の分からない英文表記は論外ですので、確認などせずに即削除しましょう。
また、HTMLメールが当たり前になってきていますが、不信なメールはウイルスが仕込まれている可能性がある為これも同様です。(大抵のメーラーはセキュリティー上、HTML表示はユーザーに託されているはずです)最近では、B-CASカードの勧誘メールが問題視され、購入者も処罰の対象になった事は記憶に新しいと思います。
有料TVチャンネルが無料になる訳もなく、素人でも分かる事ですので迷惑メール対処以前に最低限の常識も必要です。 - 近頃は小遣い稼ぎ関連の迷惑メールが増える傾向にあります。
受信する分にはなんら問題はないと思いますが、不正登録者から見ればポイントが貯まってうはうは状況を作っているので、
可能な限り受信拒否をお勧めします。 - 迷惑メールすべてに共通する事ですが、問い合わせや返信は絶対しない事。
これは大原則です。
ポイントサイトなどでも、登録者は不正にサイト登録している訳ですから受信拒否してやり、運営サイト側で不正と分かればポイントも無効になります。
また、迷惑メールはランダムに配信もしくは、メールアドレスを自動生成しているものが大半ですのでむやみに返信をしようものなら、相手にアドレスを教える事にもつながりますので絶対にやめましょう。
メールアドレスを知られなくても、自動生成されたアドレスがたまたま迷惑メールに該当してしまった可能性もあるという事ですので、むきにならず冷静に対応しましょう。 - 例外として
迷惑メールではないのに、昔登録した企業広告などのサービスを忘れていた、なんて事があったりします。
例えば、あるメーカーの商品やソフトを買って製品登録する時、ついでにそのメーカーのメールマガジン配信希望へチェックしていたなんてパターンです。
これらは当然迷惑メールではないので記憶をたどり配信不要であれば解除してください。 - ラストに
メールアドレスがどこから漏れるのか、自動生成か分かりませんが、たびたび発生する大手サイトの情報漏えい問題も少なからず関係していると思います。
オフィスなどでは使用環境にもより設定に制限もありますが、限りなく迷惑メールをゼロにする事は可能ですので是非試してみてください。
表題にある通り、迷惑メールを元から受信しない事を前提で書いた記事ですのでアンチウイルスソフトにある機能にはあえて触れていません。