ウイルス駆除ソフトの歴史は古く、インターネットが本格的に普及する遙か遠く、約20年以上の歴史があります。
管理人が覚えているウイルス体験記は、昔のPCに恐らく外から持ち込んだ記録媒体から感染し、
「ウイルスバスター98」を使うようになったのがきっかけだったと記憶しています。
その時のウイルスは、実行ファイルをひたすら繰り返すもので再起動を余儀なくされましたが、
初期頃のウイルスだったので対応は取れました。
それからウイルスには感染していません(たぶん・・・)
では本題です
ウイルス駆除ソフトもウイルスといたちごっこを繰り返し、肥大化に拍車をかけています。
今やパターンファイルなどを一括管理してサーバーに置く、クラウド型も当たり前となっており、ウイルスバスターもまた例外ではなく、2011年頃クラウド型にしてからますます重くなり、他の致命的バグも直らず2012年重さに耐えられなくなり見放しました。
今はフリーのウイルス駆除ソフトMicrosoftSecurityEssentialsを使用していますが、動いているのか分からない位軽くて快適です。
では有料のウイルス駆除ソフトの価値はどこで決まるのでしょうか?ずばり、いらない機能も含めた付属機能の多さに尽きます。
・ファイヤーウォール機能
・迷惑メール感知機能
・SNSサービスの感知機能
・サポートの充実
・Web脅威対策など
挙げたらきりがありませんが、駆除機能にはさほど大きな差はないと思います。
機能が多い分、重くなるのは当たり前で、それらを補う方法を一つでも知っていれば無償版で十分だと思います。
まず補える、もしくは不要な項目として
ファイヤーウォール機能
案外気にするユーザーが居ますが、Windowsにもちゃんと付いています。
ファイヤーウォール専用ソフトもありますが、個人でうかつに設定を変えてしまうと外部からの侵入口を作ってしまいかねないので、熟知している方以外は変更しない方が無難です。
迷惑メール感知機能
たいていのブロバイダなら、ほとんどの所が無料で迷惑メールをカットしてくれるサービスをオプションで付けています。(契約しているブロバイダのサイトを良く確認してみましょう)
SNSサービスの感知機能
確かにスマホなどの爆発的な普及に伴い感染率は増えている様で、ツイッターなどPC上で頻繁に見る人は心配かも知れませんが、ブラウザ自体が比較的強固になってきてる今、必要かと問われると疑問ではあります。
(あまり古いバージョンのブラウザを使用していると心配ですが)
サポートの充実
有料版は当たり前です、無料版でもメールサポートが充実している所はあります。
Web脅威対策
IEをお使いならフリーソフトでも出ていますが、検出率やサイトの文言によっては優良サイトもブロックしてしまう、
もしくは判定不明のサイトもかなりある為、完全とは言えません。
怪しいサイトにわざわざ出向かなければ良いのですが。
補足事項
回線種類に限らずブロードバンドルーターをかませば良いと思います。
外からのアタック攻撃をだいぶはじいてくれます。
それでも心配な方
有料版を買いましょう。
●「有料版であれ、無料版であれ絶対はありません」
●ウイルスも年々巧妙になってきているので感染する時はします。(画像に潜んで来るくらいですから)
●怖いのは「セキュリティホール」と呼ばれるソフトの不具合による穴です。
こればかりはマイクロソフトなり、該当メーカーに対応してもらうしかないので、ユーザーはアップデートでソフトを常に最新の状態に保つ必要があります。
「ウイルスをどう水際で防ぐかはユーザーの意識にかかっていると思います。」