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WindowsXPのサポート打ち切りを始める各サービス

2014年4月9日にマイクロソフト(以下MS)より「最終パッチ(不具合修正ソフト)」が提供されてから約1年半経ちましたが、WindowsXPも各サービスが打ち切りを見せ始めてきました。

では本題です

そもそも、2014年4月にサポートが打ち切られた時点でXPでのネット利用はやめた方が良いのですが、新OSのWindows10がまだXPにシェアで負けているといる現状です。(2015年11月現在)それだけ使いやすかった証拠ですので仕方ないかなと。

Source: StatCounter Global Stats – OS Market Share

Chromeサポートが2016年3月で終了へ

まだ使えるブラウザは当然あるのですが、シェアが1番高いブラウザですので他も追随する可能性は否定できません。

MSのIEについては2016年1月からサポートされる組み合わせがすでに発表されています。(過去記事「マイクロソフトがIEのサポートを最新版のみに」

別にブラウザがサポート対象外になっても使う方は必ずいるでしょうが、Chromeのサポートが終了するとなると、動画サイトなどをご覧の方は少なからず影響が出てくると思います。

その他サービスの影響

過去記事ばかりで申し訳ありませんが、Yahoo!JAPANはすでにログインなどのサービスを暗号化通信の危険性を理由に順次サービスができなくなるとしています。
「Yahoo!JAPANがWindowsXPユーザーをサービス対象外に」

また、サポート延長をしていたアンチウイルスソフトメーカーにおいても、すでにサポート外としているものや、2016年から2017年までにサポート対象外とされるものが多い様です。

参照リンク
・フリーソフト100より(無料ウイルス対策ソフト)
・Windows XPでのChromeサポート、2016年3月で終了(マイナビニュースより)

まとめ

業務でのネット接続は控えた方が望ましい
Yahoo!JAPANでサービス対象外にされたのが良い例で、対象外の理由として「各種セキュリティー団体やブラウザー開発企業から勧告」とあります。

つまり「ネット利用で耐えられなくなってきたOS」と解釈して良いと思います。

ただし、業務利用でもネット接続しないスタンドアローンであれば問題ありません。
注意しなければいけないのは、スタンドアローンのPCで作成した文書などをUSBなどの記録媒体にコピーしてネット接続されたPCで使用する時です。この時にはウイルスチェックなどを必ず行い、他のPCにウイルスをばらまかない様に細心の注意が必要という事です。

ネット経由も危ないですが、意外にUSBなどの媒体からウイルス感染する確率が高いのも事実です。

また、個人の用途限定であれば、セキュリティのリスクは高まりますが文章作成や、動画を見る程度であれば問題ないと思います。
ただし、使用ソフトやネットワーク機器に重大な不具合もしくは未対応が発生した場合、サポートしていなければそれを回復する手立てがないという事です。

プラットホームが何であれ、OSだけはサポート対象にしておく事をおすすめいたします。

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Yahoo!JAPANがWindowsXPユーザーをサービス対象外に

久々に短い記事でいきます。

2015年10月以降、Windows XPをご利用のお客様の一部においてYahoo! JAPANがHTTPS(SSL暗号化通信)にて提供するサービスが順次ご利用いただけなくなる可能性がございます。Yahoo! JAPANのすべてのサービスを継続してご利用いただくためには、対策として基本ソフト(OS)のアップグレードを実施してください。
【重要】Windows XPをご利用のお客様へ(ヤフー株式会社より)

WindowsXPのサポートが終了してから1年以上が経ちますが、シェアはまだかなりあるのでなぜサービスを打ち切るのかと良く見て見ると、「SSL暗号化通信にて提供する技術の一部に危殆(きたい)化が指摘されているとあります。(きたいとは保安上危険にさらされる事とあります)

なるほど、通信システムでセキュリティが保障できなくなる可能性があるとしている訳ですね。それにしても10月以降とはまた急な話で。

対策が必要な理由として参考リンクのページ下部に詳細が記載されています。

なんにしても、もう少し余裕を持てなかったのでしょうか?
初回掲載日時は2015年7月1日になっていますが。

個人はともかく法人でWindowsXPを使いYahoo!の廃止サービスを使っていたら混乱するでしょう。

まあ、OSは使える内はではなく、サポートが切れたら早めに切り替えてくれって事ですかね。

参考リンク
【重要】WindowsXPをご利用のお客様へ(ヤフー株式会社より)

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三菱UFJニコスOpenSSLで情報流失か

クレジットカード会社の三菱UFJニコスにオープンSSLの脆弱性を突いたアクセスがあり、顧客情報が流失した可能性があるとしています。(4月19日現在)(各メディア記事より抜粋)

カードの悪用は報告されていないとしていますが、国内で今回のバグに関して被害報道されるのは初となります。

WindowsXP騒動と重なった事

海外では脆弱性については大騒ぎになっており、カナダでは逮捕者も出ていると言うのに国内ではXPサポート終了騒動で手がいっぱいなのでしょうか。

個人的にはXPは最終パッチが出たので、オープンSSLの脆弱性の深刻度に注意してもらいたいと思うのですが、どうも対応の遅れとしか思えません。
通販サイトも膨大にあるのにのんびりしすぎなのではと思います。

今回のオープンSSLの脆弱性で大手サイトも結構使っている事が分かり、カード決済をインターネットで行っている全ての方が他人事ではなくなった気がします。

すべてのユーザーに注意が必要

未対応サイトのパスワード変更はもちろんですが、大手セキュリティーベンダーのシマンテックによると、今回の脆弱性はクライアントすべてが対象になる可能性があるとしており、その範囲もソフトウェアに限らず幅広い分野が指摘されています。(詳しくは下記参照リンクから)

なら、どうすれば良いのかと不安になりますが、ユーザー側では使用しているサイトがOpenSSLかなんて事は分かる訳がありませんので、ネットでクレジットカード決済している口座は明細確認をする事が大事で、それでも不安であれば直接確認を取るべきです。

今後、どの程度被害がでるか検討もつきませんが、最小限で済む事を願っております。

参考サイト

・脆弱性突き、カナダで逮捕者(ITPROより)

・ heartbleed によってクライアントやモノのインターネットデバイスもリスクにさらされる恐れ(シマンテック:セキュリティブログより)

・モノのインターネットとは

 

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WindowsXP「最終パッチ」を提供後サポート終了

2014年4月9日にWindowsXPとOffice2003がサポート対象から外れました。

マイクロソフト(以下MS)は、今回の「最終パッチ(不具合修正ソフト)」を提供後、今後、XP等のサポート外ソフトについてこの先どんな「最悪な不具合」が起きても対応しない事になります。

なお、こちらで暫定的な対応策のMicrosoft Fix it 51010「RTFを開いたり編集をできなくする」を適応した方は最終パッチ適用後Microsoft Fix it 51011「上記の修正を元に戻す」の適用を勧めている様です。

存在の大きさと影響の大きさ

今回、XPサポート終了がメディアで大きく報じられましたが、たかがOSサポートの終了でここまでニュースになるなんて事は過去のWindowsバージョンでは記憶にありません。

それだけ浸透してしまったOSであり、特に中小企業や官公庁など対応が遅れている、もしくは使い続ける所もある様なので影響が懸念されています。

今後XPの脆弱性が明らかになった場合、MSは当然サポート外とし、なんの脆弱性かも明らかにしないそうなので、影響が出るのが「一週間後か」「一ヶ月後か」検討もつきませんが、ネットに繋いでいる限りなんらかの影響は必ず現れるはずです。

また、ネットに繋いでいなくてもメディア間(USB)などで思わぬ落とし穴に引っかかる可能性も否定できません。

参考リンク

・WindowsXP「最終パッチ」公開へ(ITPROより)

・2014年前半にサポート対象外となる製品(MSサポートサイトより)

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タブレットもあったXPサポート終了カウントダウンヘ

WindowsXPもついに2014年4月8日までのサポートとなり、2001年からの永きサポートから完全に打ち切られます。

とはいえ、企業すべてが移行できる訳でもなく、XPを使い続けるという現状があります。
(どうするんでしょうかマイクロソフトは)

XP発表時期を振り返る

wpc2001xp

管理人がPC EXPOに行った時の画像ですが、XPもタブレットPCあったんですよ。

今ではスマホやアップルにシェアを奪われ、一部オフィスをスマホ用に無償提供する時代になりましたが、天下のゲイツ氏もここまでは読めなかったのかも知れません。

唯一アップルの故ジョブズ氏はタブレット時代を読んでいたのかも知れませんが、今となってはわかりません。

foma2001

大体同じ時期に発表になっていたのがFOMA携帯です。

当時は画期的でしたが、今の20代スマホ世代に聞いてもたぶん知らないでしょう。

速いサイクル読めるか次世代

容易に推測できるのはグーグルグラスなどのウェアラブルコンピュータですが定着するかは別問題です。

スマホも今は流れに乗っていますが、料金体系からガラゲーに戻るユーザーも増えていると聞いています。

*****     まとめ     *****
  • 100%の切り替えは無理な話
    XPは軽さや使い勝手の面から、オフィス関係や一般ユーザーにかなり浸透してきました。
    ですので、MSが警告しようが使える内はXPというOSは残って行くと思います。
  • 今後のオフィス背景
    パソコンは無くならないでしょうが、形態がタッチ系などにシフトしていくかも知れません。
    10年以上前のOSであるXPが平気で現役である所から、10年後はWindows8あたりが良い所じゃないでしょうか。
    (2023年まで延長サポート)その前に、Windows9なんて発表していそうですけど。(発表されたのはWindows10でしたね)
  • 使えるか使えないか
    1年先も難しい時代に、10年先を予想する人は世界に数人いるかどうかでしょう。
    一般ユーザーからみれば「今なにが使えるか」が大事で10年先に興味はありますが、現状でははっきり言ってどうでも良い事です。
    遅れをとるのは企業にはダメージですが、ほとんどの一般ユーザーは意識せず使用していますのでこのズレをどう解消していくかがどの時代も最大の課題だと思っています。
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セキュリティベンダーが警告「XP終了後の問題」

今回はサポート終了が近いWindowsXP唯一の助け船???であるセキュリティベンダーの手厳しい一面を書いてみたいと思います。

では本題です

WindowsXP(以下XP)もいよいよサポート期限がせまりマイクロソフト(以下MS)だけではなく、セキュリティベンダーもピリピリしてきた模様です。セキュリティベンダーとは(IT用語辞典バイナリより)

セキュリティベンダーの対応

XPが終了後もほとんどのメーカーが一定期間サポートを約束しており、MSのMicrosoft Security Essentialsも例外ではないようです。

しかし気をつけて頂きたいのは、参考リンクにも書いてありますがセキュリティベンダーが対応できるのは、ウイルスの外部侵入監視をする事が精いっぱいで、サポートの終わった後、崩れ去るパソコンの面倒まで見きれないと警告してます。

それはそうでしょう、MSからのセキュリティパッチが配布されなくなると言う事は家で例えれば、管理人の居ないマンションや、メンテナンス業者が去った見捨てられた家(パソコン)となります。

外からの攻撃を受け放題で、穴だらけになって警備員(セキュリティソフト)が居ても直してくれる人が居ない状態になる訳です。

セキュリティベンダーは間に合わないと言うのは怠慢と最後に厳しく述べています。

MSの対応

これは当ブログ記事「WindowsXPを使い続けて平気なのか」も参考にしてほしいのですが、元々XP自体サポートがこんなに長くなかったはずなのです。

WindowsVista開発の遅れからの苦渋の延期サポートだったと思います。

MSはXPサポート打ち切り宣言から、多方面で移行サポートを行ってきました。

それが不十分だったと言えばそれまでですが、十年以上も現役で活躍してきており、MS側でセキュリティパッチを公開しつつもXPのソフトウェア側がすでに限界だったのかもしれません。

MSを擁護するつもりはありませんが、Windows7以降はセキュリティーが確かに強固になりました。
(Windows7はXPの10倍と言われています)

セキュリティベンダーの対応(一部)

・トレンドマイクロ(サポート終了後のウイルスバスターの対応)

・Microsoft Security Essentialsも2015年7月14日まで提供(窓の杜ニュースより)

参考リンク

・セキュリティベンダーが警告「XP終了後の問題」(ITPROより)

*****     まとめ     *****
  • 個人レベルでそれでも使うと言う方
    セキュリティには充分に気をつけて、サポート終了後ウイルスの温床にならない様に気をつけてください。
  • 企業レベルで移行が間に合わない方
    コスト面や、独自開発問題など色々抱えているとは思いますが、アンチウイルスソフトのサポートが続いても限界はあります。
    パソコンソフトの脆弱が大きくならない内に移行の前倒しをお勧めします。
    ネットに繋がっていると、思わぬ所で顧客に迷惑をかけたりしかねません。
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WindowsXPから乗り換える際のハードルとは

WindowsXPのサポート期間も残り2カ月あまりとなり乗り換えのニュースやキャンペーンをあちこちで見かける様になりました。

管理人も乗り換えて1年あまりですが、移行の際に苦労した事を絞り込み書いてみたいと思います。

では本題です

メール移行問題

Outlook Express(OE)をメインで使っていましたが、Windows7以降ではサポートしていません。

そもそもOE自体Ver6でサポートは終了していましたので後継とされているWindowsLiveメールをとりあえず使ってみました。

ファイル管理の違い

アカウント(メールアドレス情報など)が一括管理であれば面倒がないのですが、WindowsLiveメールを含め、最近のメーラーはアカウントひとつに対して管理ファイルがひとつづつありますので、アカウント情報が複数あるとそれだけ設定やファイル数が増えるので大変です。

なおかつ、移行の際に発生したエンコードによる文字化けが深刻で、文字化けした大事なメールをXPのパソコンから転送し直すというばかばかしい作業に追われ時間をつぶしてしまいました。

ルールの問題

これは適用していればの話ですが、要はメールの振り分け作業です。
(重要なメールがひとつの受信箱に溜まり、大事な情報を逃さない為の設定になります)

OEはルール作成ができるのに、バックアップに対応していないという訳のわからない仕様になっています。

バックアップしたい場合はマイクロソフトサポートでも説明が公開されていますが、レジストリを触る必要があります。

管理人もバックアップを取っていましたが、レジストリを触る際は細心の注意が必要で、なおかつ、バックアップしたルールが新しい環境に適用される保証はありません。 (注意点として、レジストリを触った事によるPCの不具合は自己責任です)

ルール関連リンク

・マイクロソフトサポートより

・Outlook Expressのルールバックアップ方法(@IT:Windows TIPSより)

そんなこんなで、現在はファイルを一括管理できるメーラーを使用しています。

外付けHDDの管理者権限問題

当ブログでも「Windows7にWindowsXPで使用した外付けHDDを使う」で紹介しましたがセキュリティが強化された分、管理者権限も厳しくなりました。

良い事ですが、外付けHDDの管理者権限には最初戸惑いました。

なお、エクスプローラーがたまに落ちるのはどうやらバグ(不具合)の様で今回の件とは関係ないようです。(迷惑な話ですが)

旧式ハード・ソフトのドライバー問題

こちらも当ブログ記事「Windows7ProでLBP-350を動作させる」「ホームページビルダーをwindows7で動かす」などで紹介してきました。

使用環境にもよりますが、よほど古いOS(Windows98とか)でなく、WindowsXPのドライバーが提供されていればどうにか動いてくれると思います。

参考サイト

・サポート終了まで70日を切るWindowsXPと継続利用のリスク(マイナビニュースより)

*****     まとめ     *****
  • メールの問題
    無料のもの、有料のものと色々ありますが、OEなど使用している場合は無難にWindowsLiveメールで良いと思います。
    MojillaFirefoxで有名な「Thunderbird(サンダーバード)」も人気がありますが管理するファイル形式が違う為、
    OEだけしか使用経験がないとなれるまで時間が必要かも知れません。

    メーラーはセキュリティー強度が高くても、ユーザー側に問題があればどれを使用しても同じですので、自分にとって使いやすいものをお勧めします。
    (エンコードによる文字化けは、どのメーラーでもおこる可能性があります)
    また、Webメールをメインで使用していれば、移行後も問題は生じない為こちらをメインで使用される方も少なくない様です。

  • 外付けHDDの問題
    使用していなければ問題はありません。また、USBメモリは管理者権限変更の必要はありません。
  • ハード・ソフトのドライバーの問題
    よほど古いものを使用していなければ問題ないと思います。XPのドライバーでほぼ代用は効きます。

WindowsXPからの乗り換えはマイクロソフトのサポートが他のOSと比べ長かった為に個人、法人も含め、今後もかなり問題となってくると思います。

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WindowsXP問題で対応できる企業できない企業

株式会社フジテレビジョン(以下、フジテレビ)は社内にある3、000台のデスクトップPCのOSを、
WindowsXPからWindows8へ移行することを決定したそうです。(一部記事抜粋)

では本題です

今回の決定が正しかったかどうかは企業側が決める事であってどうでも良いですが、
Windows8にシフトしますと公表した事に意味があるのでしょうか?
今回の内容では、独自業務アプリや経理・財務システムの根幹の話も出しています。

Windows8はセキュリティは高いと言えるでしょうが、逆を言えば、「このシステムでこのOSを使ってます」と公表にした事になります。

公表もマイクロソフト(以下:MS)からであり、良い宣伝対象にされたとしか感じませんでした。

WindowsXPからの移行は避けられない道だったとしても「公表」する必要があったのか疑問です。

費用の問題

当ブログでも「WindowsXPを使い続けて平気なのか」として以前題材にしましたが、やはり、ネックになってくるのが対策費用と互換性でしょう。

通常、企業で使うPCは企業規模にもよりますがほぼリース契約のはずです。

今回のように3、000台ともなれば通常購入しても億単位のお金が軽く動きますので負担軽減や、保険の面からもリースだと思われます。

この時点で、まったがかかる企業は数知れないと思います。

互換性の問題

そしてここでしょう。

フジテレビも独自業務アプリの事で試行錯誤している様ですので、中小企業の独自アプリが動かず、移行費用もかかるとなるとWindowsXPどころかWindows2000あたりで止まっている企業はザラだと思いますし自身も体験済みです。(ちょっとした業務なら動けば良いんですから)

サポート期間と今後

Windows8の延長サポートは2023年でWindows7(2020年)と3年しか違いません。

サポートサイクルより(8.1も現段階では同一時期となっています)

サポート8

昔、Windows3.0から3.1になった時はかなりの変化だったと記憶していますが、現在はバージョンアップのスパンが早い為、最新を追いかけてもすぐ次が来るあわただしい時代です。

フジテレビもどうせなら最新をと書いていますが、このまま行けば 10年後にまたバージョンアップ作業ですのでご苦労さまですとしか書けませんね。

また、次期Windowsバージョン9の噂(Ver8.1とは違う様です)も流れ始めており、対応できる企業と出来ない企業の格差がますます開きはじめ、MSとしては来年のWindowsXPのサポート終了以降どう対応するかでバージョンによるシェアのばらつきがますます拡大し、自社製品の売上に歯止めがかかる可能性は否定できないと思います。(次期バージョンはWindows10でしたね)

ニュースリンク

・フジテレビ、WindowsXPのデスクトップPC3000台をWindows8へ移行(クラウド Watch)より

・フジテレビが約3000台のWindowsXPパソコンをWindows8へ移行(ITpro Activeより)

*****     まとめ     *****
  • 現在推しているタブレット端末が10年後すべての会社、社員に行き渡り機能しているとは考えられない。
  • スマホなどとは違い、経理、財務基幹中枢がタブレット端末に移行するとは考えにくい。
  • 大手企業はともかく、中小企業などはWindows2000がまだ動いている現状がある以上、10年後でもWindowsXPを平然と使用していてもおかしくはないでしょう。
    上記の事から、タブレット端末全盛時代になっても、企業内ではMSの思い通りにはなっていない時代が存在していると思います。
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Windows7にWindowsXPで使用した外付けHDDを使う

WindowsXP(以下XP)で使用したハードディスクドライブ(以下HDD)が認識されるのにデータが読めないとか認識はされるけど不安定だとか、管理人も経験しておりますのでご参考までに書いておきたいと思います。

では本題です

管理者権限でXPからの所有者を変更する

(HDDがPCで認識されている事を前提とします)

プロパティ

1、該当のHDDをエクスプローラー等で選択し、右クリックからプロパティに持って行きセキュリティとたどります。

2、「Everyone」を選択後、編集でフルコントロールにチェックしてOKします。

3、HDDアクセスが終り、上手くフルコントロールになったら「詳細設定」をクリックして「所有者」のタブへ移ります。

この時、XP使用後のHDDは「現在の所有者」の欄に数字の羅列があると思いますが、この「現在の所有者」の所で、接続したHDDをWindows7へ権限移行します。

4、「所有者の変更」から「編集」とたどり、現在使用しているPC(所有者)に変更する。

現在使用しているPC(所有者)が分からない場合、もしくは複数ある場合はコントロールパネル→ユーザーアカウントとたどって確認して見てください。

5、「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れ適用もしくはOKをクリックすれば所有者の変更は完了となります。

なぜ拒否反応が起きるのか

Windows7はXPと違いカーネルと呼ばれるOSの根本的な創りが違います。

XPで最高権限だった「Administrators」のさらに上に「TrustedInstaller」と呼ばれるものが存在しており、セキュリティの根幹に関わっている様です。

また、「TrustedInstaller」の権限変更もレジストリなどで可能の様ですが、セキュリティー上大変危険な為、当ブログでは触れません。

マイクロソフト(以下MS)がXPで学んだセキュリティの脆弱性を補う為、改良した策と思われます。

その為、セキュリティ強度はXPの10倍とも言われ、安全性や軽さは向上しましたがどうやらこの辺が裏目に出て、つながるものも繋がらない「拒否反応」として表れてしまっているのかも知れません。

ですが現状ではセキュリティ優先が当たり前ですので、仕方なしと言う所でしょうか。

補足事項

この権限変更に「USBメディア」は含まれません、そのまま使えます。

参考リンク

IOデータサポート

マイクロソフトコミュニティー

 

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WindowsXPを使い続けて平気なのか

2014年4月でWindowsXPの永きサポートがマイクロソフト(以下MS)より打ち切られます。

Windows98などの流れを取り入れ、業務ベースのオペレーティングシステム(以下OS)であったWindowsNT系の安定性を取り込み使いやすさ抜群だったのですが残念です。

比較的家庭向けだった98系と、業務系だったNTを統合したのがWindowsXPでした。

本来、サポート期間がもっと短いはずだったWindowsXPですが、WindowsVistaの開発の遅れからMSの苦渋の決断によりサポートが伸び、シェアが拡大したと聞いた事があります。

では本題です

WindowsXPは今後も使い続けて平気なのか答えは残念ながら「使わない方が良い」です

サポート ライフサイクル検索より(タブレット等は省きました)

サポートXP

以前、当サイトで「Windows7でOffice2000を使う」をご紹介しましたが、現在サポートがあるOS上で動かして、最低限のセキュリティが確保できると思うと言う事です。

ご存じかと思いますが、OSはパソコンソフトの核であり、動作すべてを監視する基本ソフトです。

ですので、WindowsXPがサポートから外れた後も使用し続けると、外部からのアタックに対して、サポート終了後にセキュリティホールが見つかった際にMSから修正パッチが提供されない為、セキュリティホールが放置状態になり大変危険を伴います。

結果、セキュリティホールを突かれ、Office系ソフトのセキュリティホールも突かれ前記事では「自己責任」と書きましたが、それも通用しなくなり、パソコン自体がウイルスの踏み台、温床となって行く羽目になりかねません。

ウイルス対策ソフト(アンチウイルスソフト)

最近ウイルス対策ソフトを延長サポートするので・・・なんて記事を見かけますが「はっきり言って気休め程度だと思います」

ウイルス対策ソフト(統合型も含む)はそもそもパソコン自体を外部から守ろうと言うものですが、OSのセキュリティホールまではふさいでくれません。

確かにウイルス対策ソフトの中にはソフトファイヤーウォールなんてものが付いているものが数多くありますが、一時的な対応としか考えていません。

結局はソフト開発側(MSなど)からパッチを配布してもらう必要があります。

ウイルス対策ソフトの効力は使用中のパソコンのみに限られ、それは最新のOSであっても同じ事が言えます。

考えられる一時的な対応策

サポート終了後、一分一秒でも使用してはいけないのかと問われると「使用しない方が良い」としか書けませんが、ネットワークに接続するのであれば危険を承知の上、以下の設置、設定を確認上使用してみてください(保障は一切致しません)

1、アンチウイルスソフトでフルスキャンをかけておく

2、サポート終了直前に、WindowsUpdateでパソコンをすべて最新状態にしておく

3、HDDをリカバリする羽目になった時の為に、バックアップを取っておく
(外部HDDでも良いが、特に重要なデータはDVD-Rなどの記録媒体が望ましい)

<注意>

リカバリすると言う事は、パソコンを出荷状態に戻しますので、重要なデータは別途バックアップを取って置く事をお勧めいたします。

また、リカバリディスクの有、無で対応が変わってきますので、事前確認は必要です。

プレインストール版や、リカバリディスクが付いてきたものなど。

4、ブラウザのセキュリティレベルを「高」にする(見られないサイト発生覚悟の上)IEの場合、
ツール→インターネットオプション→セキュリティとたどります。

セキュリティレベル

ただ、ブラウザに関しても製品によってはサポート対象外になると思いますので、
強度を上げれば安全と言う保障はありません。(IE6は同時期にサポート終了)

5、ブロードバンドルーターの設置及び、設定(ブロック機能を有効活用する)

6、ファイヤーウォールの導入(Windows付属のものはサポート終了後は放置状態になりますので、フリーウェアなりで補強対策をした方が良いと思います)

7、アンチウイルスソフト(延長サポートメーカー製品もしくはフリーウェア製品)の導入

一時的な対応策としてはこんな所でしょうか
MSを含めソフト開発側は「ここが不具合です」などと公開しませんのでパッチが配布されなくなれば、ファイヤーウォールの導入も効果薄と思います。

どうしてもWindowsXPを使い続けると言う方はお試しください。
ウイルスの温床にならない程度に・・・。

まとめ

自己責任で済まなくなる現実
極力、使い続けない方が無難です。
使い続ければそれだけリスクが蓄積して行き「自己責任」で済まなくなります。
動くから平気だろうと思っても、仮にメールで感染した場合、気が付かずそのまま第三者に配信してにウイルスをばらまくのはあなたです。(この辺は新旧関係ないですが)

本当に切実で怖い企業内対応
企業などでどうしてもWindowsXPでしか動かないソフトがあると言う事でしたら、そのパソコンだけインターネット環境を断つ事です。
勘違いされる方がいますが、サポート終了=WindowsXPが使用不能になる訳ではなく、外部接続でウイルス感染のリスクが高まる為、使用を止めた方が良いと言う事です。
つまりは、LANケーブルを抜き、完全なスタンドアローンにすれば安全性はかなり保たれます。

個人を含め、依然として3割強のシェアを持っているWindowsXPですので、今後、企業側の未対応の方が後に被害が拡大するのではと感じます。
理由①「対策費用が確保できない」
理由②「管理者がいないので分からない」
理由③「すべてWindowsXP環境に依存しているので今は難しい」
理由④「移行が面倒、使えるから良い」
理由⑤「WindowsXPのサポート終了とはなにか分からない」と挙げればキリがありませんが、サポート終了後、数年の内にトラブルが拡大する可能性は否定できません。

2014年4月以降、WindowsXPのセキュリティホールを突いてくるアタック攻撃は確実に増えて行くでしょう。
サポート対象のOSでさえ標的にされる現実ですので、せめてOSくらいは最新に保ち、外部からのアタックを最小限に止めたい所です。

最新でも怖いアタック攻撃(参考リンク)

・ゼロデイアタック(IT用語辞典より)
セキュリティホールがメーカーで発見されても、対応前にアタックされるもの(有効な対応策なし)

・バックドア(IT用語辞典より)
不正侵入に成功した者が、次の侵入が容易にできる様に「裏経路」を仕掛けておく動作(かなり悪質)

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