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Windows10はシェアをどこまで伸ばせるか

パソコンを立ち上げる暇がなかったので、久々に更新をかけてみるとまた「Get Windows10アプリ」が復活している・・・。どうやら2月の頭にアップデートがあった模様。どこまでしつこいのだこの「KB3035583」は。どうりで以前書いた記事の「Windows10のアップグレードをできるだけ阻止してみる」にアクセスがあった訳ですね。

では本題です

Windows10のシェア増加はいつまで続くか

2016年1月現在でついにWindows8.1を抜いてシェア2位に踊り出ましたが、サポートが2020年まであるWindows7がしばらくは不動の地位を守ると思います。

Source: StatCounter Global Stats – OS Market Share

そもそも、Windows10のシェアが増えた要因は何でしょうか?
当然、マイクロソフト(以下MS)が今までにない「期間限定の無償」に踏み切った事がかなり大きいでしょうが、個人ユーザーであればMSからの宣伝がすごい為「しかたなく」とか、「案内に従っていたらいつの間にか」とかが多い気がします。

後はサブマシンをお持ちの方などがアップグレードして試しているとかしか思いつきません。メインマシンを意図的にアップグレードされた方はそれなりの知識があっての事だと思います。

無償で配信を始めたのが2015年7月29日ですので、今年の2016年7月28日までは無償という事になります。

この期間でどれだけ無償アップグレードされるかがカギだと思いますが、その間、対象ユーザーにはMSから容赦なく推奨アップデートが行われるでしょうけど。

Windows7の牙城を崩すのは容易ではない

理由はいろいろ考えられますが、まず企業側のパソコンがWindows10に塗り替わって行くのは当分先だと思います。

延長サポートが2020年まであるのになぜリスクを背負わなければならないないのかという点と、サポートがすでに終了しているXPを使っている企業もいると推測すると、Windows10に乗り換える準備をする企業は恐らくサポートの切れる2年前、つまり2018年頃から検討し始め、乗り換えをしない企業はとことんWindows7を使っていくでしょうね。

まあ、その頃にはWindows10も進化しているでしょうし、Windows8.1も中古市場で賑わってくるでしょうから、なんとか乗り換えさせたいMSの宣伝がしつこい訳です。

まとめ

使いやすいOSはいつの時代も長生きする
2月現在、シェア7%台のXPが良い例なのですが、特別な処理を除けばOSはシンプルで軽いのが一番な訳です。

オフィス系などのアプリケーションとは違い、OSの別名は「基本ソフト」です。
パソコンを管理するソフトがそんなに肥大化して重くなってはメリットがありません。

このあたりがユーザーとMSの考えにギャップが生まれる最大の原因だと思っていますが、いい加減MS側も気づいているでしょうが、今後の大きな課題ですね。

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Windows10のアップグレードをできるだけ阻止してみる

10月某日、PCのアップデートを確認していると、なんと!!非表示設定にしたはずのWindows10アップグレードプログラム本体の「KB3035583」がまたインストールされていました。

マイクロソフトさん(以下MS)、アップグレードをしたくない人、対応機種でない人にまで更新対象にするのはいかがなものか。
ここまでくると「ウイルスソフト」ですよ。

では本題です

関連記事として当ブログで以前「Windows10の無償アップグレードアイコンが現れる条件とは」を書きましたが、今回は阻止対策のみです。

この手の対策はフリーソフトやWindowsの深層部を触るレジストリ関連も紹介されていますが、安全性が確認できない為、正攻法で対策していきます。

更新プログラムはいたちごっこになるのか

管理人は該当プログラムが「推奨」になってくる為、気がつくのが遅れたのですが、「重要」で更新された場合は知らない間にアイコンが出ていたなんて事もあると思います。

もっとも、アイコンが出たからと言ってクリックして先に進まなければアップグレードはされないはずです。

「推奨」で確認した管理人はすでに非表示にしましたが。

アップデートダブリ

なんですか?これは・・・。
本体プログラムの「KB3035583」が2つ。

Windows10に変わるまで対象OSへ更新プログラムを配信するつもりでしょうか?

更新プログラムは最低2つある

調べてみたところ、更新プログラムは本体を含め最低2つある事を確認しました。(2015年10月現在)

Windows7の場合

「KB3035583」
Windows10のアップグレードプログラム本体
Get Windows10アプリなのでこれだけは削除または非表示必須です。
サポートリンク:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3035583

「KB2952664」
Windows7アップグレード用互換性更新プログラム
サポートリンク:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2952664

「KB3021917」
パフォーマンス向上の為のプログラム
システム改善に役立てられる様ですが、これだけはインストールされていても問題なさそうです。
ただし、改善データがMS側に送られる様ですのでWindows10に関心のない方は削除や非表示にしておいた方が良いかも知れません。
サポートリンク:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3021917

Windows8.1の場合

「KB3035583」
Windows10のアップグレードプログラム本体
Get Windows10アプリなのでこれだけは削除または非表示必須です。
サポートリンク:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3035583

「KB2976978」
Windows8.1及びWindows8用互換性更新プログラム
サポートリンク:https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2976978

Windows7とWindows8.1では「KB番号」が異なりますが、本体のGet Windows10アプリは同一番号になります。
本体の「KB3035583」だけでも十分だと思いますが、関連性があるものはすべて排除しようと調べていたらひとつでは無い事や、非表示にしても更新プログラムがインストールされる事が分かりました。

インストールされたプログラムの消し方
コントロールパネル>システムとセキュリティ>WindowsUpdate>インストールされた更新プログラムとたどります。

パネルの右上にある検索窓から該当の「KB番号」で検索してヒットすれば削除できます。

インスト検索

非表示にしたい場合
コントロールパネル>システムとセキュリティ>WindowsUpdateからたどります

非表示設定

更新プログラム上で右クリック、上記項目を出し非表示にします。
これであれば更新はされないはずです。
(今回はこれでもインストールされてしまいましたが)

戻したい場合は、コントロールパネルから同じ工程で「非表示の更新プログラムの再表示」を選べば戻せます。

まとめ

あまりしつこいとシェアを落とす原因にもなる
MS側もWindows10のシェアを上げようとかなり焦っている様ですが、Windows7や8.1もサポート期間は残っている訳で、まだ現行維持でいたいというユーザー意志を無視しています。

その反動か分かりませんが、WindowsXPやVistaのシェアが伸びているのは気のせいでは無いかも知れません。(対象OSではないですから)

今後の懸念として、アップグレードを希望しないユーザーの対象OSに今回の様な単体プログラム(「KB3035583」など)ではなく、サービス・パックとしてまとめて配信されたら回避は非常に面倒になると思われます。

サポートを残したOSに対してそこまではしないと思いますが、Windows10のシェア獲得の為になんでもやってきそうですので気をつけたい所です。

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Windows10のデスクトップOSシェアを予想してみる

対象OSを使っている方、特に趣味で使用している方は今まさにWindows10まつり状態ではないでしょうか。
すんなりアップグレードできた方は「すばらしい」と言う意見。
一方、アップグレードできたけどフォントや新ブラウザが使いづらいとの意見も多々見かけます。(アップグレード前のOSに戻せるのは1カ月間です)

では本題です

先月7月後半にIT Proコラムで「Windows 10は使いたいですか?」というアンケートが実施されたのですが、「Windows 10は使いたいですか?アンケート結果発表」として日経トレンディネットで結果発表されてきましたので、そちらの結果も参考にさせてもらい、年末までのデスクトップOSシェアを独断で予想してみたいと思います。(ちなみに管理人もこのアンケートに微力ですが参加いたしました)

なお、このアンケートは「個人で所有するPCのうち最も利用している1台」としています。

現状では最低でも年末まで待つのがベストな選択

Windows10の無償アップグレード期間は1年間になっています。
2015年7月29日に配信を始めましたので、2016年7月28日までは無償という事になります。
ただし、あまりギリギリだとあせるでしょうし、だからと言ってあまり急いでアップグレードすると、プリンターなどのデバイス関係がつながらないとか、使用ソフトの対応が間に合わない場合がありますので、やはり最低でも年末までは情報収集にあてるのが無難かと思われます。

「個人で最も利用している1台をWindows 10へアップグレードしますか?」に対して

・するつもりはあるが様子を見る。年内にはアップグレードする
・積極的ではないが、無料期間中にはアップグレードする
・既にアプリから予約済み。可能になったらすぐにアップグレードする
・取りあえず様子を見るが、1~2カ月以内にはアップグレードする
・積極的ではなく様子見。無料期間がすぎたらアップグレードしない
・ソフトやハードの互換性が不安。アップグレードの予定はない
・そもそもアップグレードするつもりはない
・その他
日経トレンディネットより

無償配信開始から約2週間位経ちましたが、現在アップグレードをあきらめたとか、使いづらいので元に戻したという方がかなりいる様で、これだけでもかなりシェアを落としている様です。
特に楽器関連がほぼ機能しないらしくひどい様です。

一般企業は無償でもアップグレードすべきではない

そもそもボリュームライセンスを使用していればこの無償アップグレードは関係なくマイクロソフト(以下MS)も

ボリューム ライセンスをご利用で、ソフトウェア アシュアランス (SA) が有効なお客様は、この無償アップグレードに関係なく、SA の特典として Windows 10 のエンタープライズ向けエディションにアップグレードできます。
Windows10の機能(マイクロソフトより)

としています。

なにより公開されて間もない不安定なOSを入れるのは、レビューなどを仕事にしている一部のユーザーや企業部署で、企業全体に導入するには無理があります。

年末に近づけば決算があり、加えてこの10月には来年施行に向けマイナンバーの郵送が始まります。
会計ソフトなども現状未対応のものが多く、企業としては余計なトラブルは持ち込んでほしくないというのが現実でしょう。

年内であればシェアはあまり変わらないと予想

確かにMSのOSシェアは90%を超えており圧倒的ですが、今回のWindows10に関してはまだまだ不安定さがありますし、軽いという評判は評価して良いと思いますがインストール直後はどのOSでも軽いものです。

Windows7に近くなったのであれば歓迎したいですが、それでも企業側は危ない橋は渡らないでしょう。
エンタープライズエディションを使用している企業でも使用ソフトが対応しなければ論外ですので、年内であれば個人的にはシェアはそう変動しないと予想します。

デスクトップOSシェア年内予想(小数点は割愛しています)

OSシェア2015

Windows7と8.1が増加
これは、一般ユーザーがWindows10の無償アップグレードなどの為に対応機種への買い替えなどで一時的に増加するだろうと予想。
Windows8はすでにMSから販売終了とされており、Ver8.1は現段階では未定ですがいつ切られてもおかしくない状態なので増加と予想しました。
Windows7は2015年6月現在では60%を超えていたのですが、無償アップグレードにより多少Windows10へ移行すると思われます。

Windowsライフサイクルのファクトシートより(販売終了バージョン:2015年8月現在)

WindowsXP
サポートが切れても使いやすさ軽さは魅力。
企業や一般ユーザーも含めしばらくは高いシェアを保つと予想。

MacOS
主にデザイン系ユーザーをイメージしますが、近頃ではそうでもないらしく、
Windowsに嫌気をさしたユーザーが乗り換えるなどシェアは徐徐に増えている様です。

Windows10
注目の新OSですが評判はまあ良い様です。
ただ、公開から間もない為トラブルもかなりあり、元のOSに戻すユーザーも少なくない様です。
また、今回のサポート対象にありながらWindows7にはあまりやさしくないイメージを感じます。
パッケージ版の販売も控えている事からこの位置に予想しましたが、デバイスドライバが整わない年内ではこんなものではないでしょか。

Linux
シェアを伸ばしつつあるLinuxですが、最近ではUbuntu(ウブントゥ)が有名で、
フリーかつ軽い事からそのシェアを伸ばしつつある様です。
Ubuntu(ウブントゥ)(ウィキペディアより)

その他
WindowsXP以前のバージョンユーザーか他のLinux系ユーザー

まとめ

賛否両論
当然ですが、「使いやすい」と言う方の意見をざっくりみて見ると動作が速いという意事が多いですね。
一方、「使いづらい」としている方の意見をみて見ると、上記にも書きましたが、音楽関連のソフトが導入直後では対応がほぼ全滅らしいです。

また、フォントが見づらいとかブラウザがMSのものに初期設定されるとか、いろいろありますね。
中にはDVDが使えないとかありましたが、それはMSが削除される機能として盛り込んでいましたので、アップグレードする前にチェックすべき点ではあります。

Windows10もカーネルを刷新したにも関わらず、WindowsNT系(ウィキペディアより)の流れを継承している様です。

話がそれましたが、法人のシェアはほぼ動かないと予想して上記グラフにしてみました。
年内にこの通りになるか、それとももっと早い時期にWindows10のシェアが伸びていくか見ものではあります。
まあ、無償とはいえ年内に2%もシェアを取るか微妙ですけどね。

管理人のPCはこの前冷却ファンを掃除したら快適になったので、無料でもリスクは背負わないと思います。
試すなら他のPCでテストする方向です。

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Windows10からメジャーアップグレード廃止で変わるものとは

今回の無償アップグレードサービスは、ブラウザなどのツールとは違い、OSと呼ばれるパソコン動作の根幹にあたるものです。
マイクロソフト(以下MS)は30年以上も昔からこの分野で市場シェアを徐徐に奪い頂点に君臨してきました。
時代の流れと言えば簡単ですが、デスクトップOSのシェアは依然として9割近く持っており、そんなおいしい所を無償アップグレードで「はい無償」と中核の事業をサービスのみに転じるとは思えません。

では本題です

ご存知の方も多いと思いますが、今回のバージョン10でWindows自体のメジャーアップグレードは廃止すると発表しています。(メジャーアップグレードとは、例えばWindows7からWindows8など、製品を大幅に変更する時などに使います。また、バージョンアップとも言いますが意味は同じです)
つまりは、後継にWindows11なんて出さず、Windows10で最後のバージョンとするとしています。

また、2015年6月現在ではパッケージ販売は当面ない様であるという事です。

無償アップグレードは吉とでるか

昔から、「ただより高い物はない」ということわざがありますが、MSがなぜ無償アップグレードに踏み切ったのかしばらく様子を見る必要があると思います。(対象ユーザーであれば1年の猶予があります)

対象ユーザーには朗報かも知れませんが、今までのバージョンの様に量販店や通販などで当面販売しないとなると、パソコン販売のメーカー側にはメリットはありません。

パッケージ販売を見送っている背景

  • 不正コピーの防止(裏を突くやからはいくらでも出ると思いますが)
  • 高速ブロードバンド環境を視野に入れた為(高速環境ばかりじゃないですけどね)

などいくつか考えられます。

パッケージ販売があれば市場に活気が少しは出たでしょうが、今の所、対象ユーザーのみ無償アップグレードを受けられるに過ぎず、このままだとメーカーに良くあるプレインストール版が存在しなくなる事になります。(エンタープライズ版は除く)

MSもその辺は当然考えているでしょが、現行販売にもある様にシリアル番号のみ販売してサポートを行う気でしょうか。

最後のアップグレードで気になる今後の対応

MSは公式にWindows10が最後であり、今後はアップデートに徹するとしています。

「Windows 10はWindowsの最後のバージョン」だと述べた。Telegraphの記事によると、Microsoftの広報担当者も「Windows 10のリリース以降、これまでのような派手なイベントとしてのメジャー・バージョンアップは廃止され、日常的に漸進的な改良が続くことになる」と、この趣旨を確認した。

バージョンアップよさらば―Windows10のリリース以降、Windowsはサービスになる(TechCrunch Japanより)
原文サイト(英語)

OSソフトで莫大な利益を上げてきたソフトメーカーですので転んでもただでは起きないでしょう。
現在好評なOffice365とバンドル販売では?なんて記事も見かけます。
バンドルだと仮定すると、Office365が現在、1ライセンスで1年間約1万円前後ですのでかなり現実味がある話になります。

現状でMicrosoftは表明していないが、将来的にWindows OSをサブスクリプション(月額、年額)モデルにして、OSとOffice 365をバンドル販売していく可能性がある。この場合、ベースとなるWindows 10(コンシューマー向け)は、Windows 8.1 for Bingのように無償に近い価格でOEMメーカーに提供され、その後エンドユーザーと毎月のセキュリティパッチや新機能の提供でWindows Updateを利用するサブスクリプション契約を結ぶという仕組みに変わるだろう。

Windows10は最後のメジャーアップグレードになる?( ITmediaエンタープライズより)

後は個人的な推測ですが
無償アップグレードが終わった後は某アンチウイルスソフトメーカーの様に、1年から3年のライセンス契約を結び、契約中はずっとサポートを受けられる・・・なんて事も考えられます。1年の無償アップグレード期間は良くあるお試し期間ではないかと言う事です。

モバイル市場で出遅れたマイクロソフト

デスクトップOSソフトの販売では世界シェアを独占してきた最大手ソフトメーカーですが、モバイル市場では完全に出遅れたと言うか、巻き返しも不可能なレベルまで放されています。

モバイルシェア
その他プラットホームは省略して作成致しました(2015年6月22日補足)
Androidが増加2015年1月OSシェア(モバイル)(マイナビニュースより)

案の定、GoogleのAndroidとアップルのiOSで占められ他は全く相手になりません。

良いですよ別に、MSはデスクトップOSで約9割近いシェアを持っている訳ですから。

ソフトメーカーですので開発は宿命ですが、万が一今回のWindows10で戦略がこけた時、
ユーザーを食い止めるのは至難の業でしょう。(Windows10後継への逃げ道を自ら断った訳ですから)

ついでに書いておくと、今後はアップデートで対応していくとしていますが、モバイル関連機能などをどんどん盛り込んでいくとソフトの中身も当然大きくなり、必要スペックも肥大化していくと思われます。

参考リンク
・Windows10、PC市場踊らずパッケージ販売もなし(ITmediaビジネスオンラインより)
・Windows10は最後のメジャーアップグレードになる?(ITmediaエンタープライズより)
・バージョンアップよさらば―Windows10のリリース以降、Windowsはサービスになる(TechCrunch Japanより)

まとめ

個人的には最低半年は様子を見る事をおすすめ致します
新製品はソフトや電化製品などすべてに共通しますが、発売(Windows10は当面販売しない為今回は公開)したては必ずバグ(不具合)があります。

プレビュー版は問題無く動いているとの記事も見かけますが、動作環境が不明な点が多い為あてにならず参考程度でこれはスルー。

一番気になるのはカーネル(ウィキペディアより)を刷新したとある事です。
ざっくり書くと、ソフトの根幹となる部分を新しくしたと思って間違いありません。

基本的にはWindows8.1をほぼ継承している様ですが、通常使用のPCで無償アップグレードを行う場合は、アップグレード前に1年の猶予期間を十分に使い、デバイス(プリンター等)や、通常使用しているソフトの対応確認を取ってからアップグレードする事をおすすめ致します。

実際の所、Windows10に関しては各所でいろいろ記事が頻繁にアップされており、公開予定日とされている2015年7月29日まではどこまでが本当か分からないのが現状です。

最後に管理人の意見を入れさせてもらうと
Windows10単体で本当に永久無償なら環境面もありますがアップグレードした方が得でしょう。
しかし、無償アップグレード後に料金体系があまりひどくなる様なら、Windows7や8.1をサポート終了まで使い続け、基本フリーのLinux系やマックOSも検討視野に入れ、第三勢力に期待します(例えばGoogle Chrome OS(ウィキペディアより)とか)
まあ、その頃にはPC市場も大分変っているでしょうけど。
後はMSの対応次第だと思っています。

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Windows10の無償アップグレードアイコンが現れる条件とは

Windows10の無償アップグレードをうながす通知がマイクロソフト(以下MS)から開始されました。
提供は7月29日に確定した様です。(対象ユーザー:Windows7およびWindows8.1)
補足事項を下部にまとめました。(2015年6月4日更新、6月8日参照リンク及び引用補足)

管理人は今の所あまり興味もなく、古いデバイスで対応しないものがある為、しばらく見送りです。

では本題です

無償アップグレードアイコンが出ないとの情報がありましたので少し調べましたが、
MSから提供される月例パッチをあてていないと出ない様ですのでざっくりですが書いておきます。

アイコンを出すには推奨される更新プログラムの適用が必要

通常、MSの月例パッチには「重要」なものと「推奨」されるものに分かれます。
緊急性や重要度の高いものはアップデートを有効にしていれば適用されますが、
「推奨」レベルだとチェックしていないと今回のアイコンは表示されない様です。

この通知プログラムは、GWXUXとも呼ばれ、5月にリリースした更新プログラム
「KB3035583」によって実現する機能だ。米国では「Get Windows 10」アプリと呼ばれている。通知領域に現れたアイコンをクリックすると、上図のウィンドウが現れる。
左右にスクロールするとWindows 10が備える仮想デスクトップなどの新機能をアナウンスする仕組みだ。
Windows 10の無償アップグレード予約開始(マイナビニュースより)

上記、引用にもある様に「推奨」される更新プログラムの「KB3035583」を適用していないとアイコンは表示されない仕組みの様です。(この月例パッチは対象ユーザーであれば2015年5月に配信されているはずです)

コントロールパネル>システムとセキュリティ>WindowsUpdateから確認できます。

Windows7で確認(設定の変更を行えば推奨レベルも自動で対応可能)
推奨レベルプログラム

無償アップグレードアイコンを出したいユーザーの対処
推奨される更新プログラムにチェックを入れると更新されますが、今までチェックを入れていなかったユーザーは膨大なアップデートを行うはめになるので、Windows10の無償アップグレードアイコンを出す「KB3035583」だけを適用すれば良いと思います。

なお、無償アップグレードアイコンを消したい場合は、上記の「KB」番号をインストールされた更新プログラムから削除・再起動すればいいはずですが、検証していない為、断言はできません。

コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能>インストールされた更新プログラムとたどります。

参照リンク
・Windows 10の無償アップグレード予約開始(マイナビニュースより)
・Windows10のFAQとヒント(マイクロソフトより)(2015年6月8日追加)

補足事項(2015年6月4日更新

この記事で紹介したものは、管理人PC環境下で再現したもので、必ずしも「推奨される更新プログラム」で更新プログラムの「KB3035583」が現れる訳ではない様です。(使用環境によって違うという事でしょう)

更新プログラムの「KB3035583」が見当たらない方は、「重要」な更新ですでに配信されている可能性がありますので、上記で紹介したコントロールパネルからたどって確認して見てください。

また、更新のタイミングはMSのサーバー負担軽減の為に、あえて日付を散らしている可能性があります。
(現に発表から3日後くらいに通知が来たとの記事もあります)

無償アップグレード対象外について
参照リンク先にも記載がありますが、エンタープライズエディション及び最低限スペックを満たしていないPCは無償での提供は対象外とされている様です。

ライセンスが特殊な例について
例えば、ボリュームライセンスと呼ばれるもので、社内や公共機関などで大量購入したものは、対象外になる可能性があります。

詳しくは以下を参照してください。
製品ライセンスについてよく寄せられる質問(マイクロソフトより)

マイクロソフトのサイトにはソフトウェア アシュアランス (SA)が有効であれば、ボリュームライセンスの顧客も対象としている様です。

Windows10の機能(マイクロソフトより)(2015年6月8日補足)

Windows 7 Service Pack 1 または Windows 8.1 Update が必須となります。Windows 7 Enterprise、Windows 8/8.1 Enterprise、Windows RT/RT 8.1 の各エディションは無償アップグレードの対象外です。ボリューム ライセンスをご利用で、ソフトウェア アシュアランス (SA) が有効なお客様は、この無償アップグレードに関係なく、SA の特典として Windows 10 のエンタープライズ向けエディションにアップグレードできます。互換性をはじめ、インストールに関連する重要な情報は、今後公開される予定の各デバイスの製造元の Web サイトおよび Windows 10 の仕様に関するページ をご覧ください。

無償アップグレードの削除について
コントロールパネルからたどって削除する過程は上記で良いと思いますが、
アップグレードなんかいらないと言う事でしたら、さらに更新プログラムの「KB3035583」を非表示にしてください。
(コントロールパネル>システムとセキュリティ>WindowsUpdateからたどります)

無償アップグレード非表示

更新プログラム上で右クリック、上記項目を出し非表示にします。
これであれば更新はされないはずです。

戻したい場合は、コントロールパネルから同じ工程で「非表示の更新プログラムの再表示」を選べば戻せます。

補足が多くなってしまいましたが、ご自分のPC環境を理解し、
アップグレードして平気なのか7月まで良くご検討される事をおすすめします。

付け加えるなら「アップデート」「アップグレード」は意味が違います。
アップデート:現行の使用環境の不具合を修正するだけです(それで新たな不具合が出る事もありますが)
アップグレード:機能をすべて新しくします。これにより使える機能が増えたり、今まで使えていた機能が削除されたりする事があります。(ほとんどの機能は引き継ぎますが、基本は乗り換えだと思ってください)

多くの問題はデバイス関係(プリンターなどの周辺機器)がまれに使えなくなる事があり、メーカー側などで対応が間に合わない場合が上げられます。また、MS社以外の使用ソフトの対応も事前に動作するのか確認を取る必要があります。

まとめ

無償アップグレードアイコンを出したい方のみ作業してください。
個人的にはテスト環境をもつユーザーの方にアップグレードをおすすめします。
(複数PCがある方や現在の環境でトラブルにあっても自己解決できる方など)
アップグレード後の責任は負いかねます。
管理人はしばらく現行維持です。

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