パソコンを立ち上げる暇がなかったので、久々に更新をかけてみるとまた「Get Windows10アプリ」が復活している・・・。どうやら2月の頭にアップデートがあった模様。どこまでしつこいのだこの「KB3035583」は。どうりで以前書いた記事の「Windows10のアップグレードをできるだけ阻止してみる」にアクセスがあった訳ですね。
では本題です
Windows10のシェア増加はいつまで続くか
2016年1月現在でついにWindows8.1を抜いてシェア2位に踊り出ましたが、サポートが2020年まであるWindows7がしばらくは不動の地位を守ると思います。
Source: StatCounter Global Stats – OS Market Share
そもそも、Windows10のシェアが増えた要因は何でしょうか?
当然、マイクロソフト(以下MS)が今までにない「期間限定の無償」に踏み切った事がかなり大きいでしょうが、個人ユーザーであればMSからの宣伝がすごい為「しかたなく」とか、「案内に従っていたらいつの間にか」とかが多い気がします。
後はサブマシンをお持ちの方などがアップグレードして試しているとかしか思いつきません。メインマシンを意図的にアップグレードされた方はそれなりの知識があっての事だと思います。
無償で配信を始めたのが2015年7月29日ですので、今年の2016年7月28日までは無償という事になります。
この期間でどれだけ無償アップグレードされるかがカギだと思いますが、その間、対象ユーザーにはMSから容赦なく推奨アップデートが行われるでしょうけど。
Windows7の牙城を崩すのは容易ではない
理由はいろいろ考えられますが、まず企業側のパソコンがWindows10に塗り替わって行くのは当分先だと思います。
延長サポートが2020年まであるのになぜリスクを背負わなければならないないのかという点と、サポートがすでに終了しているXPを使っている企業もいると推測すると、Windows10に乗り換える準備をする企業は恐らくサポートの切れる2年前、つまり2018年頃から検討し始め、乗り換えをしない企業はとことんWindows7を使っていくでしょうね。
まあ、その頃にはWindows10も進化しているでしょうし、Windows8.1も中古市場で賑わってくるでしょうから、なんとか乗り換えさせたいMSの宣伝がしつこい訳です。
まとめ
使いやすいOSはいつの時代も長生きする
2月現在、シェア7%台のXPが良い例なのですが、特別な処理を除けばOSはシンプルで軽いのが一番な訳です。
オフィス系などのアプリケーションとは違い、OSの別名は「基本ソフト」です。
パソコンを管理するソフトがそんなに肥大化して重くなってはメリットがありません。
このあたりがユーザーとMSの考えにギャップが生まれる最大の原因だと思っていますが、いい加減MS側も気づいているでしょうが、今後の大きな課題ですね。